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虫のはなし-4-台所で見かける虫たち(知多保健所環境・食品安全課)
虫のはなし-4-台所で見かける虫たち
台所で見かける虫たち
今回は、ちょっと目先を変えて、私たちの台所にいる小さな虫に焦点を当ててみました。
台所にいる虫は、米などの穀類や食品の食べかすなどをエサに生活しています。
ダニなどと違って、直接、人体に害を与えることはありませんが、不愉快な衛生害虫の一種です。
台所にいる虫は、米などの穀類や食品の食べかすなどをエサに生活しています。
ダニなどと違って、直接、人体に害を与えることはありませんが、不愉快な衛生害虫の一種です。
コクゾウ
・体長2~3ミリの褐色の甲虫で、昔から「コメの虫」として知られており、米びつの中などで見られます。
・幼虫は米、麦などの穀粒を食べながら成長し、1ヶ月ほどで成虫になり、穀粒から抜け出して人目に触れるようになります。
メイガ
・羽を広げたとき、体長が13~20ミリのガの仲間です。
・その幼虫が、小麦粉等の穀粉や菓子、乾燥果実、チョコレート、鳥餌等を食害します。幼虫は糸を吐き、餌をつづり合わせるため、ひどいときは食品全体がうす絹をかぶせたように糸でおおわれます
コクヌストモドキ
・体長3~4ミリの赤褐色の甲虫で、もっともよく見られる食品害虫です。
・幼虫・成虫とも、小麦粉などの穀粉、菓子、パン、インスタントラーメンなどいろいろな食物から発見されます。
カツオブシムシ
・体長1センチの黒褐色の甲虫です。
・幼虫・成虫ともかつおぶし、煮干し、乾燥肉など乾燥動物性食品を食べる害虫です。
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愛知県知多保健所
E-mail: chita-hc@pref.aichi.lg.jp