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学びを行動につなぐ環境学習
愛知県では、愛知県環境学習等行動計画2030(平成30年3月策定)の目的である「持続可能な社会を支える『行動する人づくり』」を一層効果的に進めるため、実践事例集「学びを行動につなぐサポートBOOK」を新たに作成しました。
学びを行動につなぐサポートBOOK
「温暖化」「生物多様性」などのテーマがあると、ついつい「何(どんな知識)を教えるか」に注意が向きがちです。しかし、環境問題は日々刻々と変化する経済や社会と密接に関わっており、環境学習等(環境保全活動を含む)にも、時と場合に応じて一人一人が適切な行動を積み重ねていけるようになることが求められています。このため、環境学習等で重要なのは、学習者(学びの主役)に「教える」ことではなく、「どんな力を身に付け、どんなことができるようになってほしいか」(講座・取組のビジョン)を明確にし、そのために「どのような学び方が効果的か」(学習者へのサポート方法)を工夫することです。
本冊子では、「環境問題を知っている」でとどまらず、「問題解決に向けて行動する」ことを目指し、愛知県環境学習等行動計画2030 で示す「五つの力」を学習者が身に付けることをサポートするためのプロセスや工夫点、働きかけ方などについて、具体的な事例から分かりやすく紹介しています。
【作成の経緯】
県内の事例を対象としたヒアリング調査結果等を基に、平成30年6月から平成31年3月にかけて愛知県環境教育等推進協議会(県民、事業者、NPO、学識経験者、学校教育関係者、社会教育関係者、行政機関で構成)で検討しました。
概要 | |
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※ 冊子の重さ 65g/冊 |