あいちのあらまし（産業）

　産業別では、第三次産業（卸売・小売業等）の割合が約6割、第二次産業（製造業等）の割合が約4割を占めています。　
　全国に比べ、製造業の構成比が極めて高いところが特徴です。

　商業合計では、事業所数・従業者数・年間商品販売額ともに、東京都・大阪府に次いで全国第3位です。

　本県は全国有数の工業県で、製造品出荷額等は47兆8,946億円（2021年）と45年連続全国第1位です（従業者4人以上の事業所）。

(総務省・経済産業省「令和4年経済構造実態調査（製造業事業所調査）」)

　2022年の県内貿易港4港（名古屋港、衣浦港、三河港及び中部国際空港）における輸出額は約18兆円（全国割合18.3％）、輸入額は約9兆7千億円（同8.2％）、差引額約8兆3千億円の輸出超過でした。
　輸出額、輸入額、輸出超過額ともに前年と比べて増加しました。

（財務省貿易統計資料等を基に（公財）あいち産業振興機構まとめ）

　農業産出額は3,114億円（2022年）と全国第8位で、中でも花きは61年連続日本一。
　木材・木製品出荷額は全国第3位（2021年）です。漁業では、あさり類・くるまえび・がざみ類・あゆ（養殖）が生産量日本一（2022年）。
　他にも、しらす・にぎす・くろだい・うなぎ(養殖)・金魚など全国上位を占める魚種が多くあります。