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愛知県の2024年度事業
三河湾におけるブルーカーボン推進の取組について【2024年度事業】
1 アマモ場再生に向けた実証実験
2023年度に実施した藻場生育条件調査の結果にもとづいて、海洋環境が異なる地域の比較分析のため、南知多町片名と西尾市佐久島の2地点を選定し、最適な藻場再生技術による藻場増殖実験を行います。
(1)アマモ種子採取(5月)
今年度のアマモ植付けを行うための種を採取する作業を行いました。
渥美半島福江沖の大潟洲付近まで船で向かい、手作業で種を探して採取しました。
↑画像をクリックすると作業の様子が再生されます。 |
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(2)種子の選別(9月)
採取した種が海水槽内で3~4か月追熟した後、成熟した種を選別する作業を行いました。
濃い塩水に採取した種を入れることで発芽するものか否かを判別します。
↑画像をクリックすると作業の様子が再生されます。 |
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(3)実証実験(種まき)(11月予定)
南知多町片名と西尾市佐久島において、海にアマモの種をまく作業を行います。
(4)実証実験(株移植)(1~2月予定)
南知多町片名と西尾市佐久島において、海にアマモの株を移植する作業を行います。
(5)実験結果のモニタリング調査(2~3月予定)
南知多町片名と西尾市佐久島において実施した実験の結果をモニタリング調査します。
2 ブルーカーボンの情報発信
2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、ブルーカーボンに着目したイベント等を開催し、多くの皆様に藻場再生について学んでいただきました。
(1)紙粘土でアマモの種まき!?(種まき体験)
日時:
10月6日(日曜日) 午前10時から午後4時まで
(第11回三河湾大感謝祭においてブース出展)
場所:
西浦温泉パームビーチ(蒲郡市)
概要:
アマモの種をまく方法の1つである紙粘土を使った方法について、現地で種をまく手前までの工程を体験し、藻場再生の方法などを学んでいただきました。
(2)ブルーカーボン推進の取組と課題(ステージイベント)
日時:
10月10日(木曜日) 午後4時から午後5時まで
(SDGs AICHI EXPO 2024においてパネルディスカッション)
場所:
愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo) 展示ホールC(常滑市)
概要:
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)桑江朝比呂氏を中心に、日本製鉄株式会社、島を美しくつくる会、 愛知県環境局とのパネルディスカッションを開催し、ブルーカーボン推進の取組紹介とその課題討論などを行いました。
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)理事長 桑江 朝比呂 |
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE) 桑江 朝比呂 佐久島におけるアマモ場再生等の環境活動(島を美しくつくる会) [PDFファイル/1.04MB] |
(3)ブルーカーボンの取組紹介(パネル展示)
日時:
10月10日(木曜日)~10月12日(土曜日) 午前10時から午後5時まで
(SDGs AICHI EXPO 2024においてブース出展)
場所:
愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo) 展示ホールC(常滑市)
概要:
ブルーカーボンに関する愛知県の取組を紹介するパネル展示やアマモ等海の生き物の標本展示を行いました。
(4)三河湾藻場再生体験会(体験イベント)(予定)
日時:
11月22日(金曜日) 午前11時15分から午後3時30分まで
場所:
大浦海水浴場管理棟及び大浦海上(西尾市一色町佐久島)
集合・解散:一色港佐久島行船乗場(西尾市一色町小薮船江東169)
概要:
海草であるアマモの種を紙粘土を使って海に植える作業に参加し、また、船から水中ドローンで海の生きものなどを観察します。
詳細はこちら(要事前申込、11月8日PM5時まで)
https://www.pref.aichi.jp/press-release/2024supporterkouza3.html
参考資料
パンフレット [PDFファイル/2.5MB] |
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問合せ先
三河湾環境再生グループ
TEL 052-954-6220
FAX 052-953-5716
E-mail seikatsujiban@pref.aichi.lg.jp