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「農のある暮らし」を実践しましょう
「農のある暮らし」を実践しましょう
農林水産業が果たしている役割を知ることは、地域の農林水産業の大切さやその営みによって生み出された農林水産物の価値を理解することにつながります。さらに、農林水産業に親しむ活動を生活の中に取り入れることができれば、それは知らず知らずのうちに地域の農林水産業を応援していることになり、また、自らの健康的な生活にもつながっていきます。
愛知県では、このような「農林水産業が身近に感じられる活動」を実践することを『農のある暮らし』と呼んでいます。
『農のある暮らし』につながる活動は様々にありますが、まずは農林水産業に関心を持って“学ぶ”という段階から、一歩ずつ実践してみてはどうでしょうか。
(1)農林水産業の実態を“学ぶ”
私たちに安全で良質な農林水産物を供給し、さまざまな多面的機能を発揮して豊かな生活を支えてくれる農林水産業の実態を知ることは、農のある暮らしの第一歩です。また、健康的で心豊かな生活を営むためには、食に関する正しい知識や、農林水産業と深い関わりを持つ地域の文化、伝統などを学ぶことも大切です。
このため、県や農林漁業関係団体、さまざまなメディアなどが発信する情報を積極的に収集し、食や農林水産業に関する知識を深めましょう。
食育の大切さを”学ぶ” 農業者の取り組みについて”学ぶ”
○ 愛知の農産物について知りたい人は・・・【愛地産アラカルト】
○ 愛知の農業の現状を知りたい人は・・・【よくわかるあいちの農林水産業】
○ 愛知の農林水産業の動向を詳しく知りたい人は・・・【農林水産業の動き】
(2)活動に“参加する”
農作業等を実際に体験することは、食や農林水産業に対する理解を一層深めます。
このため、県や農林漁業関係団体、地元の小学校などが実施する農林漁業体験や、地域で行われる農地や森林等を守る活動などに積極的に参加しましょう。
森を育てる間伐作業に”参加する” 農業高校生の指導による農業体験に”参加する”
(3)愛知県産の農林水産物を“購入する・味わう”
地元でとれた農林水産物を買い求めたり、それらを活かした料理を味わったり、あるいは花や緑を暮らしの中に取り入れたりすることは、安全・安心で心豊かな生活を楽しむことや、地域の農林水産業を応援することにつながります。
このため、産地直売所やスーパーなどで地場産や愛知県産の農林水産物を購入したり、地元の食材を提供するレストランや飲食店などを積極的に利用するようにしましょう。
産地直売所で地場産品を”購入する” 農家が経営するレストランで郷土料理を”味わう”
○ 愛知の産地直売施設について知りたい人は・・・【産地直売所の紹介】
○ 愛知の地産地消の取組について知りたい人は・・・【いいともあいちの紹介】
(4)自ら“取り組む”
自ら野菜や花を育て、それを収穫して生活の中で利用したり、農山漁村を訪れて豊かな自然を体感したり、農林漁業者等と交流したりすることは、都市農業の振興や農山漁村の活性化にもつながる取組です。
このため、農業者、市町村などが開設する体験農園や市民農園を利用したり、NPO等による遊休農地での作物栽培や、森林観光、グリーンツーリズム、ベイツーリズムといった都市農村交流活動などに積極的に参加するようにしましょう。
市民農園で農作物の栽培に”取り組む” 都市農村交流で千枚田の保全に”取り組む”
○ 愛知で都市農村交流を楽しみたい人は・・・【都市農村交流ガイド】
○ 本格的に農業を始めたい人は・・・【愛知県の新規就農支援情報】