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商店街の未来を拓くプロジェクト
「商店街の未来を拓くプロジェクト」を始動します ~「商店街地域未来プロジェクト」の指定を希望する商店街等から「商店街地域未来構想」を募集します!~(2024年度の募集は終了しました)
愛知県では、商店街活性化施策を戦略的・総合的に実施するための指針及び計画となる「あいち商店街活性化プラン2025」(計画期間 2022年度~2025年度)を2022年3月に策定しました(2022年3月4日発表済み。)。
このプランの具体化を図る事業として、地域のニーズに応えるため意欲的に取り組む商店街を市町村や支援機関と連携して支援する「商店街の未来を拓くプロジェクト」制度を新たに開始します。
この度、県が重点的に支援を行う対象である「商店街地域未来プロジェクト」を指定するに当たり、商店街等から、地域ニーズを踏まえた今後の取組の方向性や実行体制等を定めた「商店街地域未来構想」を募集します。(2024年度の募集は終了しました)
1 制度概要
(1)名称
商店街の未来を拓くプロジェクト
(2)対象団体
商店街振興組合、商店街事業協同組合、商工組合(商業組合)、協業組合、商工会議所、商工会、商業主体地域発展会、各種準拠法に基づく法人、まちづくり会社、若手及び女性経営者団体、連合組織等の商店街関係団体
※ 補助金の対象団体は各補助金の交付要綱等に基づく。
(3)主な要件
1 若手商店主(商店街に出店又は店舗の事業を承継して12年以内の商店等の経営責任者)を2名以上(複数商店街の場合は3名以上)又は大型店(店舗面積1,000平方メートル超の小売店舗)の店長等(店長、副店長、マネージャー等の運営責任者又はそれに類する者)を1名以上を含む未来プロジェクトチームを設置し、そのチームが中心となって検討し、商店街等として「商店街地域未来構想」を策定すること。
2 町内会、NPO、企業、経済団体、学校等の地域の関係者等から商店街に求められる役割を聞き取り、街や商店街の未来像を話し合う場(地域プラットフォーム)を設置・活用して、「商店街地域未来構想」の内容に反映すること。
3 市町村が参画又は市町村から助言等の協力を得ていること。
(4)プロジェクトの流れ
1 (1)若手商店主たちを中心に、又は(2)大型店の店長等を含む「未来プロジェクトチーム」を結成
2 「未来プロジェクトチーム」が中心となり「商店街地域未来構想」を策定
3 「 商店街地域未来構想」の策定及びこれに基づく事業の実施に当たり、多様な関係者による「地域プラットフォーム」を設置し、地域ニーズの把握に活用
4 商店街は、「商店街地域未来構想」を市町村へ提出
5 市町村は、支援方針・計画を追記して県へ提出
6 県は外部有識者を含む審査会にて「商店街地域未来構想」を審査し、「商店街地域未来プロジェクト」として指定(8月下旬から9月上旬)
7 2025年度にかけて、毎年度、「商店街地域未来プロジェクト」を具体化するための事業を補助金の補助率引上げ等で優遇して支援
8 商店街は、前年度の実績報告を毎年4月末までに市町村を通じて県へ提出
(5)優遇措置
〇 げんき商店街推進事業費補助金(市町村を通じた間接補助)
県が指定した「商店街地域未来プロジェクト」の推進に資する事業で、市町村に対応した補助制度がある場合、市町村への補助率を3/5以内に引上げ(通常は1/2以内。引上げ後の市町村から商店街等への補助率は市町村が定めます。)
詳細は以下の県商業流通課のWebページにて御確認いただけます。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogyo/machi01genki.html
〇 商業振興事業費補助金(県から直接補助)
県が指定した「商店街地域未来プロジェクト」を行う団体が、地域課題に対応した事業を実施する場合の補助率を2倍に引上げ
会員数 通常 「商店街地域未来プロジェクト」指定団体
1~30者: 40%以内 ⇒ 80%以内
31~50者: 30%以内 ⇒ 60%以内
51者~ : 20%以内 ⇒ 40%以内
詳細は以下の県商業流通課のWebページにて御確認いただけます。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogyo/0000070144.html
(6)「商店街地域未来プロジェクト」の指定件数
2025年度までに10件程度を指定
※2024年度 2件を指定
詳細は以下の県商業流通課のWebページにて御確認いただけます。
(7)2022年度に指定した「商店街地域未来プロジェクト」
柴田商店街振興組合(名古屋市) [PDFファイル/534KB]
有松絞商工協同組合(名古屋市) [PDFファイル/554KB]
末広町商店街振興組合(瀬戸市) [PDFファイル/568KB]
刈谷市刈谷駅前商店街振興組合(刈谷市) [PDFファイル/517KB]
東刈谷商店街協同組合(刈谷市) [PDFファイル/522KB]
(8)2023年度に指定した「商店街地域未来プロジェクト」
大曽根商店街連合会(名古屋市) [PDFファイル/392KB]
2 「商店街地域未来構想」の募集(2024年度)【終了しました】
「商店街の未来を拓くプロジェクト」における支援を受けるため、プロジェクトの指定を希望する商店街等から、「商店街地域未来構想」を募集します。
(1)「商店街地域未来構想」の内容
1 商店街のキャッチコピー
2 商店街の将来ビジョン(目指す未来の商店街の姿)
3 未来の商店街の姿に至る方法(プロセス)
4 実行体制 (1)未来プロジェクトチーム (2)地域プラットフォーム
5 想定・把握している「商店街に対する地域ニーズ」
※ 市町村が支援方針・計画を追記
(2)応募申請期限
各市町村が期限を設定しますので、市町村へご確認ください。(市町村から愛知県への申請は2024年7月12日締切り)
(3)提出方法
「愛知県商店街の未来を拓くプロジェクト事業実施要領 様式第1号」を「(4)提出先」までご提出ください。
(4)提出先
各市町村商店街施策担当課
※ 商店街が「商店街地域未来構想」を策定するに当たり、市町村の参画又は市町村から助言その他の協力を得る必要があるため、お早めに各市町村へご相談ください。
実施要領・様式・PR資料
愛知県商店街の未来を拓くプロジェクト事業実施要領 [PDFファイル/2.53MB]
PR資料 概要版 [PDFファイル/604KB] 詳細版 [PDFファイル/2.02MB]
<参 考>
〇 あいち商店街活性化プラン2025
本県の産業労働政策の基本的な方向性と主な施策を示す「あいち経済労働ビジョン2021—2025」の個別計画として、「『暮らし』の、『まち』の、あったらいいな」を実現する商店街への変革を目指し、商店街関係者に対して、本県の商店街振興の基本的な考え方や具体的な施策などを示すもの。(2022年3月策定)
横断的な視点である「ウィズコロナ、ポストコロナによる新しい生活様式や新たな社会的課題への対応」の他、5つの視点を柱としており、「商店街の未来を拓くプロジェクト」は「視点3.担い手育成と外部人材及び多様な主体との連携促進」や「視点4.市町村、地域住民、事業者、支援機関等で商店街を中心としたまちづくりの地域プラットフォームを構築」を具体化する事業である。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogyo/shidou0402.html
〇 地域プラットフォーム
商店街を中核としたまちづくり推進のため、市町村、地域住民、事業者を始めとする地域団体、支援機関等が、街や商店街の目指すべき未来像を話し合う場をいう。