愛知県警察

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警察相談専用電話(警察本部の住民サービス課相談係(住民コーナー)につながります)
#9110 (短縮ダイヤル)
052-953-9110
(ダイヤル回線・一部IP電話)
月曜日~金曜日
(年末年始・休日を除く)
午前9時~午後5時
緊急時は110番
110番通報が困難な方

性犯罪被害にあわれた方のご家族・知人の方へ

 ある日突然、性犯罪に巻き込まれることは想定外の出来事で、ご本人が受けるショックはとても大きく、自分から助けを求めて適切に対応することは容易ではありません。そんな時、周りの方の支えは大きな助けになります。

性犯罪にあわれた方(被害者)と接する時には

  • 声をかけ、本人の希望を確かめつつ自分にできることを伝えましょう。「一緒に病院に行こうか?」「家まで送ろうか?」など、具体的に尋ねてみましょう。「はい」「いいえ」だけで回答ができるので負担を少なくできます。また、そっとしておいて欲しいと言う人もいます。その時は、支えたい気持ちがあることを伝えてください。
  • 被害者の話を聞いた時、家族の方なども受け止めきれずに話を否定したり、被害者を叱ったり責めたりしがちです。被害者を責めないでください。
  • 様々な心と身体の症状は次第に回復してゆきます。あなたが寄り添い心配していることを伝えましょう。

被害者のためにできること

話に耳を傾けること、でも聞きこまないこと

 被害については、話したい人も話したくない人もいます。被害者があなたに話をしたい様子であれば、途中で遮らずに聞いてください。遮られず話せることは、落ち着きを取り戻したり、心の整理をするのに役立ちます。
ですが、事件については、本人が自然に話す以上のことを詳しく聞きこまないでください。特に被害者が子供の場合は、話を聞くのは捜査担当者に任せてください。

被害にあったのは被害者のせいではないと繰り返し伝えること

 多くの人が「自分があんなことをしなければ」「自分のせいだ」と自分自身を責める気持ちを持っています。性犯罪が犯人の不当な暴力によるものであり、被害者が悪かったのではないことを繰り返しはっきり伝えてください。

性犯罪の被害にあった人の心身状態について知る

 被害にあった方の心身状態についてはこちらをみてください。

 被害のようなショックな出来事にあった後は、多くの人にこの様なことが起こります。こういった心身の反応は、精神的に弱いから起きるわけではありません。ショッキングな出来事に対する自然な反応です。まずは、できる範囲で心と体を休ませてあげてください。このような症状が続いている場合や生活に支障が出てきた場合は、こころの専門家に相談してください。相談窓口は、県内相談窓口のご案内ページへ。

被害者の選択を支える

 性犯罪被害は、身体的にも精神的にも、人の権利を踏みにじられる行為です。

被害者が、警察や病院に行ったり、心の回復を図りたいと考えたりして行動するとき、また、そういったことを「しない」と決めたとき、その選択を支持し、意志を尊重してください。もちろん、被害者があなたに相談したいと言ってきたときは、十分に話を聞いてあげてください。

その時、被害者にどのように接したらよいのか、とまどったり悩んだりすることがあるかもしれません。 ハートフルステーション・あいちでは、ご家族や知人の方からの相談も受け付けています。一緒に支えていきましょう。

ハートフルステーション・あいち相談電話
0570-064-810(まもるよハート)
※相談受付は月曜から土曜の午前9時から午後8時
(祝日、年末年始を除く)までです。
※愛知県外からはつながりません。

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