新型コロナウイルス感染症に係る病床段階の引下げについて

新型コロナウイルス感染症に係る病床段階の引下げについて

　新型コロナウイルス感染症に係る確保病床については、国の方針に基づき、昨年10月から新たな指標を設定し、運用してきました。

　本県における新型コロナウイルス感染者の状況は、昨年11月下旬以降、入院患者数が増加傾向に転じ、2024年1月23日（火曜日）の入院患者数が1,080人と、「段階1」へ引き上げる移行指標である872人を上回ったことから、重症・中等症2等を中心とした入院患者を受け入れるため、翌1月24日（水曜日）から病床段階を「段階1」へ引き上げ、確保病床数109床を設定し、運用していました（2024年1月24日発表済み）。

　その後も入院患者数は増加しましたが、2月9日（金曜日）の入院患者数1,194人をピークとして、減少傾向に転じ、基準日となる先週3月5日（火曜日）の入院患者数は821人、昨日3月12日（火曜日）の入院患者数は682人と、2週連続で「段階0」へ引き下げる移行指標である872人を下回ったため、本日3月13日（水曜日）から病床段階を「段階1」から「段階0」へ引き下げ、確保病床数0床を設定し、運用することとします。

　なお、4月以降は感染状況に関わらず、確保病床によらない通常の医療提供体制へ完全移行します。

　※ 「段階1」から「段階0」に引き下げる感染減少局面においては、国の取扱いでは、火曜日時点の入院患者数が2週連続で「段階0」へ引き下げる移行指標を下回った場合に、翌水曜日に「段階0」に引き下げることとなっています。

〇 本県における2023年10月以降の段階別の確保病床数と移行指標

愛知県感染症対策局感染症対策課
医療体制整備室体制整備グループ
電話：052-954-6272