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[12月6日変更]
1月からの増便に伴い、2025年1月8日(水曜日)からダイヤを変更します。
愛知県は、全国に先駆けて2016年度から自動運転の実証実験を積み重ね、自動運転技術の向上とともに、ビジネスモデルの構築や社会的受容性の醸成を図ってきました。
本年度は、名古屋市内において自動運転車両の定期運行を開始するとともに、県内2地域で技術面、安全面を検証する実証実験を行います(2024年6月10日発表済み。)。
名古屋市内では、2024年10月31日にグランドオープンを迎えるSTATION Ai(名古屋市昭和区)と名古屋駅付近(総合校舎スパイラルタワーズ(以下、「スパイラルタワーズ」という。))を自動運転車両で結び、交通量の多い名古屋市中心部における定期運行を行います(自動運転レベル2)。交通量の多い都市部における幹線道路の車速に沿った自動運転車両による定期運行は、全国初の取組です。
本年度の運行の特徴として、幹線道路の車速に対応した自動走行のほか、車内無人を想定したオペレーションの検証等を約5か月の長期にわたり実施します。また、一般利用の予約受付を10月9日(水曜日)から開始します。
2024年11月7日(木曜日)から2025年3月19日(水曜日)まで
(注)土・日・祝及び年末年始(12月26日(木曜日)から1月7日(火曜日)まで)は除きます。
(注)天候等により変更になる場合があります。
【スパイラルタワーズ → STATION Ai】
スパイラルタワーズ発 |
STATION Ai着 |
---|---|
10時00分 |
10時25分 |
11時30分 |
11時55分 |
14時00分 |
14時25分 |
15時30分 |
15時55分 |
【STATION Ai → スパイラルタワーズ】
STATION Ai発 |
スパイラルタワーズ着 |
---|---|
10時45分 |
11時05分 |
12時15分 |
12時35分 |
14時45分 |
15時05分 |
16時15分 |
16時35分 |
(注)道路状況等により到着時間が前後する場合があります。
※増便に伴い、2025年1月8日(水曜日)からダイヤを変更します。変更後のダイヤは以下のファイルをご覧ください。
2025年1月8日(水曜日)からの新ダイヤ [PDFファイル/294KB]
STATION Aiと名古屋駅(スパイラルタワーズ)を結ぶ若宮大通を中心としたルート(公道)
○発着場所
スパイラルタワーズ東側駐車スペース
↕
STATION Ai東側エントランス駐車スペース
STATION Aiを利用する(会議室・店舗・あいち創業館見学等の利用者を含む)中学生以上の方、又は保護者が同伴する小学生で、利用規約に同意いただける方。
なお、車内無人を想定したオペレーションの検証を実施するため、セーフティドライバーへの声掛けはお控えいただくようお願いします。
以下Webページより、乗車日の30日前から御予約いただけます。
2024年10月9日(水曜日)から予約受付を開始します。
(注)10月9日~10月17日の期間は、11月15日乗車分までの予約が可能です。
https://ssw.web.docomo.ne.jp/trmi2024/
株式会社NTTドコモを幹事会社とする企業等グループ(7者)で事業実施
参加企業名等 |
主な役割 |
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株式会社NTTドコモ(幹事) |
事業統括、車両調達等 |
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May Mobility Japan合同会社 May Mobility, Inc. |
自動運転車両の提供、自動運転システムの提供、遠隔管制システムの提供 |
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名鉄バス株式会社 |
交通事業者としての実証支援等 |
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東京海上ホールディングス株式会社 |
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東京海上日動火災保険株式会社 |
自動運転向け損害保険の提供、レベル4自動運転にむけた事故対応の検証 |
東京海上ディーアール株式会社 |
自動運転ルートやオペレーションのリスクアセスメント |
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学校法人日本教育財団 |
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HAL名古屋 |
地域事業者としての実証支援、車両デザイン |
名古屋国際工科専門職大学 |
地域事業者としての実証支援 |
(注)本事業における運行は自動運転レベル2です。車両走行時は、運転席にセーフティドライバーが乗車し、安全確認を行います。
(1) |
交通量の多い名古屋市中心部において、先端モビリティによる定期運行の実施 |
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自動運転システムは、これまで運転手が行っていた認知・判断・制御を自動運転車両が代替するものです。 幹線道路(制限速度最高60km/h)において実際の交通流の速度に沿った走行をするためには、高度な認知・判断・制御機能を備えた自動運転システムが必要となります。 本事業では、交通量が多い幹線道路で約5か月の長期にわたり、周囲の状況に合わせた走行を行う自動運転システムの安全性及び実用性を検証します。具体的には、交通量が多い環境での長期運行という特徴を生かし、天候や他の交通参加者との協調など、自動走行における外的な阻害要因を実フィールドにて抽出し、今後の運転席無人自動運転の実現に活用します。 また、長期運行の中で無人自動運転に必要な遠隔監視のための通信検証を行うとともに、May Mobility社が米国で無人自動運転を開始していることから、本事業における運行の中でギャップ分析を行い、日本におけるレベル4自動運転サービスの実現に向け取組を加速させます。 |
(2) |
ロボットタクシーの実用化に向けた課題の抽出及び対応策の検証 |
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将来的に無人自動走行をサービスとして実装するためには、技術面だけではなくオペレーションにおいても、運転手や乗務員が介在することなく輸送サービスを完結することが必要です。 本事業では、予約から乗降車までの一連の流れを利用者自らが乗務員等の介在なく行う、将来の車内無人を想定したオペレーションの検証を実施するとともに、先端モビリティを利用したサービスに対する乗客ニーズや受容性の調査を実施します。 |
車両名称 |
ミニバン「シエナ(トヨタ自動車)」をベースとした車両(1台) |
仕 様 |
基本情報:ハイブリッド自動車。May Mobility社製自動運転ソフトウェア搭載。 最高速度:48km/h(実勢速度に合わせて設定) 車体寸法:全長:5,300mm、全幅:2,240mm、全高:1,980mm 周辺認識:自動運転用地図、LiDAR※1(5個)、カメラ(11個)、レーダー(5個)による周辺認識、GNSS※2 乗車定員:4名(セーフティドライバーを含まない) |
外 観 |
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【車両デザイン】 名古屋駅側の発着地点であるスパイラルタワーズを校舎とする専門学校「HAL名古屋」の学生によるデザイン。学内コンペティションを経て制作。 コンセプト:発展と自然が調和する新時代をイメージ デザイン趣旨:自動運転経路のランドマークであるSTATION Aiとスパイラルタワーズや名古屋の街並みを表現、緑豊かな街並みより緑色と白色がカラーリングテーマ。 デザイン者:HAL名古屋 カーデザイン学科2年 ガドガド ヒデキさん |
※1 LiDAR:Light Detection And Ranging(ライトディテクションアンドレンジング)の略。光を用いたリモートセンシング技術の一つで、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析するもの。
※2 GNSS: Global Navigation Satellite System(グローバルナビゲーションサテライトシステム)の略。人工衛星から発射される信号を用いて自己位置などの測位を行う技術。
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
デジタル戦略調整グループ
電話:052-954-6136
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp