本文
地球温暖化に対する取組には、大気中の温室効果ガスの排出を削減し、地球温暖化の進行を抑制するための「緩和策」と、気候変動により既に現れている影響や、中長期的に避けられない影響に対して、被害を回避・軽減するための「適応策」があります。
気候変動適応法第12条の規定に基づく「地域気候変動適応計画」に位置づけられる愛知県気候変動適応計画(「あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)~カーボンニュートラルあいちの実現に向けて~」(平成30年2月策定、令和4年12月改定)の別冊)において、本県の気候変動適応の方向性を示した「愛知県気候変動適応推進方針」を定め、本県が重視すべき気候変動及びその影響と、それらに対する具体的な適応策を体系的に整理しています。
あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)~カーボンニュートラルあいちの実現に向けて~
※リンク先の「7 あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)の別冊」が愛知県気候変動適応計画になります。
○ あらゆる施策に気候変動適応を組み込む
○ 地域の実情に応じた適応策の推進
○ 県民、事業者等の理解を深め、各主体に応じた適応策を推進
○ 科学的知見に基づく適応策の推進
本県の地球温暖化対策について定める「愛知県地球温暖化対策推進条例」においても、気候変動適応に資する取組(適応策)の推進と、県民の方々の気候変動適応に関して必要な情報の提供に努めることとしています。