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2023年1月16日(月曜日)午前10時

ページID:202301016 掲載日:2023年1月27日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 皆様、おはようございます。1月16日のですね、午前10時の定例会見を始めさせていただきます。

 それでは、今日は発表事項は2点ございますので、御覧をいただきたいというふうに思っております。

(1)愛知県重症外傷センターの試行運用開始について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/jusyogaisyo.html

 まずはですね、愛知県重症外傷センターの試行運用開始です。

 愛知県では、救命救急センターの更なる機能強化、質の向上の取組として、重症外傷患者を集約化することで、外傷治療レベルの向上を図るとともに、患者の予後の改善と救命率の向上につなげることを目的とする「重症外傷センター」指定制度の創設を検討しております。

 この度、制度の効果を検証するため、試行運用を開始しますので、お知らせをいたします。

 試行期間は、今月1月23日から1年間程度の予定でありまして、まずは、名古屋掖済会(えきさいかい)病院と愛知医科大学病院を試行病院として、運用を始めます。

 搬送対象となるのは、重症度・緊急度が高く生命に危険がある重症外傷患者の方で、名古屋市、海部地区、尾張東部地区において試行運用いたします。

 試行運用では、救急医療に携わる病院や消防機関の協力の下、試行病院への患者の搬送状況や救命率等の治療実績について、効果の検証を行ってまいります。

 都道府県単位での指定制度の創設は全国で初の試みとなります。この試行運用での検証をしっかりと行いまして、検証結果を踏まえた上で、重症外傷センター指定制度の本格的実施につなげてまいりたいというふうに考えております。

 ということで、お手元の資料を御覧をいただければということですが、今私が申し上げたことでございまして。

 試行病院は、(名古屋市)中川区の名古屋掖済会病院と、長久手市の愛知医科大学病院ということで、1年程度でございまして。(搬送対象となる傷病者は)生命に危険がある重症外傷患者ということで、具体的にはですね、交通事故が多いんだろうと思いますが、交通事故、刺傷、転落で大量出血しているなど、「重症度・緊急度が高く生命に危険がある重症外傷患者」さんということでございます。

 これは、ここにあるように消防機関、いわゆる救急車で運んでもらうということなので、個人の方が「私をここに」というのは、それは駄目ですよ。それは受け付けませんので。あくまでも消防機関、いわゆる救急車、消防本部の救急車が、いわゆる受入先の病院を決めるトリアージですね、選別というかそうやるときに、重い、これは非常に重症であり緊急だということを判断した場合に、そちらに、この二つの病院にどうですかといって、受入れに余力がある場合は受けると。こういうことになりましてね。

 要は、まずは消防機関、救急車が現在の搬送ルールに従って、まずは対象患者の受入れを、消防機関が近場の、直近の救命救急センターに要請をすると。で、要請を受けた救命救急センターで患者の受入れが困難な場合に試行病院に搬送すると。こういうルールをね、この2病院というか、この名古屋(市)、海部地区、尾張東部地区の消防本部とはそういうふうにしたということでございますのでね、この地域の方々ということでございます。裏、2ページの「5(消防機関が傷病者を試行病院に搬送する手順)」にそういうことが書いてあります。ということでございます。

 その他では、さっき申し上げたように、県民の皆様が直接指定したり受診するということができませんと。都道府県では初めてということでございます。

 実質的には、多分、実質的には初めて。横浜市さんが、何だったかな、2018年か、やりましたけど、あんまり使われていないというふうには聞いておりますので、そういう意味では、実質的に我々としてはこれは動かしていくということでね、やります。やってまいります。

 これは2018年にね、救急現場の医師から重症外傷センターの制度化の提案があり、2019年から救命救急センターを始め、(愛知県)医師会、(愛知県)病院協会などの医療関係者と協議を進めてまいりました。さらに、この消防機関とも協議を行って、今年度、愛知県医療審議会、また愛知県救急搬送対策協議会における協議の結果、こうした試行運用を開始するということになったと。

【保健医療局長】 横浜市さんは2015年でした。

【知事】 2015年か。大分前だな。でも、最近はあんまり言わないんだな。ちょっと早くやり過ぎたのかもしれませんけどね。その後、何もないんだな、どこもね。

【保健医療局長】 はい。

【知事】 だから、多分そこであんまり、多分あんまり動いていないから、まあいいかという話になったのかもしれませんけどね。

 愛知県は24の救命救急センターがありますね。3ページを見ていただきますと、24の救命救急センターがあって、東京が26なので、2番目に多いということなんですが、人口比でいえば圧倒的に多いということになりますけれども。そういったところでもちろんいいんですが、更に外傷に特化したね、体制を組んでいるところに最初から送った方が、いわゆる救命率が高いというデータもありますので、そういうふうにしたらどうかと。

 ただ、送る搬送側にしたら、この人がどっちなのかというのをですね、そこでちょっと。判断は最後は医療機関がやりますけども。というのがあってね、いろいろちょっと、協議にちょっと時間がかかりましたが、この医療関係者側の方からもやりたいという熱意がありましたので、今回こういう形で整ったということでございます。

 試行を希望する病院が10ありましてね。10あったんです、全県で。ですから、まずは二つのところで試行的にやると。名古屋の西と東ということになりますかね。やはり受ける消防機関側の受入体制もありますので、いきなりたくさんというわけには、それはちょっといきませんのでね。ということだということでございます。

 なお、この地域以外は駄目かというと、あんまり遠いところでね、例えば、東三河の方からこっちって、そういうわけには多分いかないと思いますけれども、隣接しているところであればですね、対応は可能ではないかというふうに思っております。そこは臨機応変にやるということでございます。

 ということでですね、試行運用をやった上で、それからこの後はですね、更に増やしていくということになるかと思いますが、必要に応じて、この重症外傷センターの指定基準なり、指定病院、地域、対象患者の搬送手順の見直しというのは、この1年で試行してやってみると、検討するということになろうかと思っております。

 それがまず1点目でございます。

(2)JR名古屋駅における「家康ゆかりの地 インフォメーションセンター」の開設について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/ieyasuyukarinochi-informartion.html)

 続いてですね、二つ目、JR名古屋駅における「家康ゆかりの地 インフォメーションセンター」の開設についてです。

 愛知県では、県内市町及び観光団体と、昨年2月に「愛知県大河ドラマ『どうする家康』観光推進協議会」を設立し、2023年大河ドラマ「どうする家康」を活用した観光振興への取組を進めております。

 今月8日日曜日から、大河ドラマ「どうする家康」の放送が開始されており、本県、そして協議会においては、ドラマ放送を追い風に、県外からの観光誘客の拡大と周遊観光の促進を図ります。

 その一環として、この度、1月18日水曜日、明後日ですね、JR名古屋駅中央コンコースのイベントスペースで、家康公ゆかりの地や武将観光スポット、交通アクセスなどの情報を、県外からの観光客等の皆様へ御案内する「家康ゆかりの地 インフォメーションセンター」を開設しますので、お知らせをいたします。

 JR名古屋駅は、愛知・名古屋の玄関口に当たるとともに、交通結節点として、毎日、全国から観光客や出張の方々が数多く利用されております。JR名古屋駅に情報発信の窓口となるインフォメーションセンターを開設し、愛知・名古屋にお越しになられた皆様をお迎えすることで、県内各地への周遊の促進を図ります。

 インフォメーションセンターでは、協議会に参画する県内自治体等の観光パンフレットの配布、「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」などを紹介するほか、NHK名古屋放送局の協力によりまして、大河ドラマ「どうする家康」出演者パネルやポスター、番組PR動画放送モニターを設置をいたします。

 「どうする家康」を拝見をしておりますと、県内の耳慣れた地名が頻繁に登場いたします。ドラマ制作統括のチーフプロデューサー磯智明(いそ ともあき)氏も、一昨年12月に県庁でお会いした際に、「家康の生誕地であり、桶狭間や長篠・設楽原(したらがはら)、小牧・長久手の戦いなどがドラマの舞台となる愛知は、まさしくドラマの『ご当地』である」と言っておられました。

 第1話で登場した大高城跡など、鉄道を利用して、名古屋駅から便利に訪問できる「ご当地」もたくさんあります。このインフォメーションセンターで、来県された皆様に情報をお届けすることで、多くの方々に大河ドラマの舞台となる地域を旅していただけることを期待をいたします。

 開設初日の1月18日は、午前10時から、私も出席してオープニングセレモニーを開催します。是非、取材にお越しいただければと思います。

 引き続き、愛知・名古屋にお越しの皆様に大河ドラマの「ご当地」の旅を楽しんでいただけるように、しっかりと情報発信に努めてまいります。

 ということでございまして、今私が申し上げた資料でございますね。1ページ、2ページ、3ページ、4、5と。6、7もあるな。ということでございまして。

 要は、このコンコースでね、大河ドラマの「ご当地」のPR、それから家康ゆかりの地、武将観光スポットへの周遊、交通手段を含めて観光情報を案内するということでございます。

 このインフォメーションセンターの展示内容は、徳川家康が、ドラマでも出ておりました、1回目ね、「金陀美具足(きんだみぐそく)」を着て、甲冑(かっちゅう)を着てね、桶狭間の戦いに出陣したということで、「ゴールド」をテーマカラーとしてやるということと、NHKとも連携し、モニターでの大河ドラマのPR映像の上映、出演者のパネルを設置をいたします。ということでございます。

 共同運営としてですね、県と経費を分担して参画していただいたのは、岡崎市、清須市観光協会、岐阜県さんにも共同運営団体として参画いただくということでございますので、よろしくお願いします。今回、岡崎市、清須市観光協会、それから岐阜県さんも共同で分担金を負担していただいて参画していただくということで、有り難いことですね。ということでございます。

 インフォメーションセンターは、それは当然、大河ドラマ、予算ですから今年度中ということですが、新年度も当然継続しますので。少なくとも年内はやらないかんわね。ということでございます。

 ということが私からの報告事項でございます。

(3)新型コロナウイルス感染症について

https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/

 またコロナの状況は午後、また詳しく申し上げますが、今朝の時点でのですね、入院患者さんは、そうか、まだあれだね。だから昨日の午前中だね。今日のやつはまだ出ておりませんので、昨日の午前中の部分につきましては1,925人でございまして、(1月3日時点の)2,300人から400人近く減ったと。コロナ病床が1,239で、73.3パーセントの病床使用率ですが、全体がそういう形なのでということと、金土日と3日続けて1週間前より減ってきております。金土日(の数字)というのは、1日前ですから木金土(の数字)になりますのでね。その部分が1週間前の半分近くに減ってきているということもありますので、取りあえず山は越えたかなという感じはありますが。いずれにしても、やはり感染症は、この冬の季節ですので、すぐには完全に落ち着いたということになりませんのでね、引き続き、また県民の皆様には感染防止対策の徹底をお願いしたいと思います。

 なお、1月15日で、日本で初めて新型コロナ感染症の患者さんが確認されて丸っと3年と。愛知県では、ちょうど1か月遅れで2月の半ば、2月14日だったかなと思いますが。ということでございますので、県としては来月で丸っと3年ということになります。今日1月16日からこの「(愛知県)医療ひっ迫防止緊急アピール」を延長させていただいて、2月19日までということでございますので、引き続き、県民の皆様には感染防止対策の徹底をお願いをいたします。よろしくお願いいたします。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)愛知県重症外傷センターの試行運用開始について

【質問】 愛知県重症外傷センターについて、試行運用を開始するということですが、具体的にどういったことを検証していくのか、教えてください。

【知事】 検証というか、こういう形でやりましたけれどもですね、この2病院と、まずはどれぐらいのいわゆる対象のね、重症度・緊急度が高く生命に危険がある重症外傷患者さんということですが、どれぐらいの方がここに搬送されて、どういう医療、治療が行われて、どういう形で対応したかということをデータとして積み上げていくということになりますから、そういった形でですね、試行運用ということでございますが。

 この2医療センター、二つとも大変立派な病院でありますので、それぞれにですね、しっかりと機能を果たしてですね、一人でも多くの方の命が救われることをね、願っておりますし、そういった様々なデータをね、何人の方が対象になり、搬送されて、どういう医療、治療が行われ、どういう形でのその後のですね、経過になり、どういう対応がされたか、そしてどういう課題があるかということを、この二つの医療機関で検証するということになろうかと思います。

 そして、当然、その病院で医療に携わった皆様、それから搬送に当たられたね、消防機関の皆様にもしっかりと、そうした段階でのですね、御意見等はしっかり聞いていきたいというふうに思っております。

 基本的には、これでちゃんとデータが積み上がって、機能するということになれば、これは是非やはり広げていきたいと思っておりますのでね。ただ、そのときに、やっぱり先ほども申し上げましたが、やっぱり消防機関の皆様の御理解をいただかないとね。

 やっぱり消防の皆様は、やっぱり一番の典型的な例は、交通事故が一番数が多いと思います。交通事故で相当な重傷を負われた方だとね、やっぱり、要は少しでも早く、一分一秒でも早く、そうした救命救急センターといいますかね、そういう24時間対応のね、救急病院に運びたいと。助からないかということで運びたいと思われますので、その人たちに、近場のそこじゃなくて、こちらの重症外傷センターに行くんですよということを、現場の皆様に理解してもらって、分かってもらって、そちらの方に行っていただくということが、そこが一番のポイントになりますのでね。

 そこは、いわゆる救命救急センターのお医者さん、そしてまたこの(重症)外傷センターのお医者さん、又はスタッフ、そういう皆様にやっぱり理解をいただく。どこまで御理解いただき、いわゆる共鳴していただいてね、対応していただけるか、そこがポイントになりますから。

 そういった面でも、この1年試行してみてね、いい結果が出れば、じゃあそういうふうにするかということになろうかと思いますので、今回ね、試行ですけれども、関係の皆様には、しっかりやっていただけるようにね、是非お願いしたいなというふうに思います。

(2)アジア競技大会に関する報道について

【質問】 アジア競技大会に関して、経費が当初の見通しより増えて、競技数を減らすという報道があったかと思います。これに関して事実関係を教えていただけますか。

【知事】 今、御指摘のようなですね、報道について、私も読ませていただきましたというか、拝見いたしましたが、報道のような事実は存じ上げておりませんので、特にコメントはありません。私どもとしては、その予算の範囲でやっていくということでございます。

(3)愛知県知事選挙の実施時期について

【質問】 知事が、4年前の選挙戦の際に、2月ということで受験と被るので、受験のシーズンを避けるべきではないかと呼び掛けていくということをおっしゃっていました。今回も結果的に2月の選挙となっていますが、その辺りの受け止めをお聞かせください。

【知事】 特にですね、前回は1月15日からでしたかね。なので、確か、共通一次試験じゃないや、今は、センター試験じゃない、今は何ていうんでしたっけ、共通試験か、共通試験の日程と確か被ったと思うんですね。

 なのでですね、名古屋駅等でやっていても、受験生の方にようけお会いしたので、これはやはりいかがなものかと。名古屋駅にある大手予備校も確か会場になっていましたんでね。そこにわっと行かれるところに、昼間ね、やっぱりそっちの方、要はそっちの方にスピーカー(の音)が行かないようにスピーカーの位置を変えたりですよ、音を抑えたりね、半分スピーカーの音を切ったりとか、いろいろこっちでやりましたけれども、それはちょっといかがなものかと。

 それと、やはり投票率もね、やっぱりどう考えたって、冬よりも、統一地方選の春の方が皆様は外に出やすいので。

 という話を、正直言って、全国知事会の何人かの仲間の知事さんに話をしましたけども、それは法律改正が要るのでですね、なかなか難しいんじゃないかという話でね、残念ながら、あんまり賛同いただけなかったんで。

 ただ、引き続きやっぱりそれは言っていくかなと。ですから、この愛知県知事の任期が2月14日なんですけど、3月1日以降の任期のところは、統一地方選に臨時特例法で併せられるんですね。だから、あと2週間なんですよ。ですから、そういう意味ではね、何とか、そういったこともあってもいいじゃないかというか、それはあるべきじゃないでしょうかね。

 もともとね、衆議院(議員)選挙での、私が当選1期、2期の時代、1期のときかな、20年ぐらい前から春と秋に統一したんですね。それまでは、小選挙区で議員が何かの形で辞職されたら、その後何週間の間に、4週間だったかな、5週間だったか、要は1か月ぐらいですぐ選挙ということで、もう年がら年中、衆議院(議員)選挙の補欠選挙があってですね、これはおかしいねという話になって、春と秋に統一したんで。

 統一地方選挙はね、戦後20年代、昭和22年からかな、行われましたけど、もう今、統一の割合が30パーセントを切っていますよね、毎回併せて。

 どうでしょうかね、私はこの1月・2月というか、この冬の選挙だけではなくて、やはり関心を高めるという意味でもですよ、1年に1回というわけにいかないので、衆議院(議員)選挙がそういうことであれば、やっぱり春と秋に併せていく。そうするとまあちょっと任期がね、議員さんの任期は、だから残任期間ということになりますけれども、首長とか議員さんだと、その空白期間が、首長がいない、議会がないなんていうことはちょっとできるだけ避けた方がいいので、そこともちょっと手当てしながらですね、ある程度は集めた方が。だから、春と秋があれならば、もうちょっと細かく集めるのかもしれませんが、ある程度統一した方がね、やはりいいんじゃないかと。

 やはり最近、地方自治体でも、特に地方議会の議員さんのね、なり手の確保が大変だという話もありますよね、実際問題ね。愛知県の中でもそれはあります。それからまた無投票の選挙区が増えているということも、皆様、ずっと、統一地方選の前だからね、年末年始も結構報道されています。やはりそういう中の一環としてね、やはりばらばらばらばらというよりも、ある程度集めていくということは、もう一度やっぱりあってもいいんじゃないかなというふうには思いますね。その点は、やはりまた引き続きそういった意見は申し上げていきたいなというふうに思っています。

 今回は、もう今週から始まりますのでね、申し上げようがありませんが、これは別に今回だけじゃなくて、これからというか、日本の民主主義制度の中での一つの課題というか、課題の一つではあるかなというふうには思いますね。やっぱり有権者の皆様に関心を高めてもらうという意味でもね。ということはあってもいいんじゃないかなというふうに思いますね。

 そういうことを言うとちょっとあれですが、ちょっと自分の立場をちょっと離れて。かつては、御案内のように、皆様ね、やっぱり4年に1回の4月の統一地方選挙のね、一番の焦点は、やっぱり東京都知事選でしたよね。東京都知事選がやっぱり有権者が1,000万人、1,100万、もっとか、1,200万か、の巨大な選挙。うちの愛知県でも六百十何万で、六百十五、六万いるのかな。なので巨大な選挙ですけれども、1,100万、1,200万ですよね、一つの選挙で。で、やっぱり首都東京じゃないですか。それとか、ちょっと前はね、石原慎太郎(いしはら しんたろう)さんが出たりね、青島(幸男。あおしま ゆきお)さんが出たりね。とか、鈴木(俊一。すずき しゅんいち)さんもあれですし、その前の美濃部(亮吉。みのべ りょうきち)さんとか。やっぱり非常にそこが一番の、何かこう、マスコミの皆様がね、新聞、テレビもわっと報道してね、それで統一地方選の何といいますか、注目度が上がっていたような気がしますけど、今、東京都知事選がちょっと外れちゃったので。

 そうすると、何といいますかね、4月の統一選の何かその、注目される選挙がますます少なくなっちゃったということで、なかなかちょっと、メディアの露出度も減ったということがあってね、ちょっと関心が下がっているということを言われる方もいますのでね、やっぱり改めてまた何かの形で集約していくというのは、私はあっていいんじゃないかなというふうには思います。一般論というかね、全体、総論としてね。ということだと思います。

(4)フジドリームエアラインズの中部国際空港における定期便の就航について

【質問】 今朝、FDA(フジドリームエアラインズ)が中部国際空港に四国便を新たに就航させるという報道がありました。FDAは県営名古屋空港からも四国に飛んでいますが、一応、FDAは今まで県営名古屋空港をベースにしてきて、新たにまた中部国際空港をベースにということで、ダブル就航というような格好になるとは思うのですが、今後の影響、FDAが県営名古屋空港と中部国際空港をダブルで拠点にして飛ぶことによる影響というものを、どのように考えていらっしゃるか、期待感などがもしあれば、お尋ねしたいと思います。

【知事】 このフジドリームエアラインズさん、FDAさんが今春から、いわゆる夏ダイヤですね、飛行機の場合は3月末からの夏ダイヤと、今回だと2023年3月26日から10月28日が夏ダイヤ、あとは、次は10月29日から3月の25日というか、来年の何日かはあれですけど、(来年の3月)までが冬ダイヤということになりまして。

 夏ダイヤについて、今日、中日新聞さんにね、FDAさんが今春の夏ダイヤから中部国際空港初就航で、中部-高知便を新設するというのが報道されたというのを私も拝見をいたしましたが、この点につきましてはですね、実は、私のこの会見の後、FDAさんの方でプレスリリースをして、明日の午後、私のところにFDAさんが報告に来るということになっておりますので。そしてFDAさんが記者会見すると聞いておりますので、ちょっと今日この場では、私からはちょっとコメントは控えさせていただくということにさせていただきたいというふうに思っております。

 FDAさんの会見なもんですから、ということで、御容赦いただければというか、御理解いただければというふうに思っております。