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愛知県は、昨年12月に厚生労働省が実施した新型コロナウイルス抗体保有調査に協力し、愛知県内在住の方2,960人を対象に検査(採血)を実施しましたが、この度、調査結果が厚生労働省から公表されましたので、お知らせします。
なお、この調査は、本県のほか4都府県(宮城県、東京都、大阪府、福岡県)でも、各都府県約3,000人を対象に実施されています。
愛知県では、受検者2,960人のうち、抗体保有者は16人、抗体保有率は0.54%でした。
第2回調査(2020年12月) | 第1回調査(2020年6月) | |||||
受検者 (人) |
抗体保有者 (人) |
抗体保有率 |
受検者 (人) |
抗体保有者 (人) |
抗体保有率 (%) |
|
愛知県 | 2,960 | 16 | 0.54 | 実施なし | ||
宮城県 | 2,860 | 4 | 0.14 | 3,009 | 1 | 0.03 |
東京都 | 3,399 | 31 | 0.91 | 1,971 | 2 | 0.10 |
大阪府 | 2,746 | 16 | 0.58 | 2,970 | 5 | 0.17 |
福岡県 | 3,078 | 6 | 0.19 | 実施なし |
※ 今回の調査は、2020年6月に実施した第1回調査(宮城県、東京都、大阪府の3都府県を対象)に続く、第2回の調査。
※ この調査では、陽性の判定をより正確に行うため、2種類の検査試薬(アボット社・ロシュ社)の両方で陽性が確認されたものを「陽性」としています。
厚生労働省が、我が国の社会全体の新型コロナウイルスに対する抗体の保有状況を把握するため、実施
抗体調査とは:ウイルスに対する抗体の有無を調べる検査であり、感染歴の有無を確認するために実施される。陽性となる時期は症状出現後、1~3週間を経過した後となる
20歳以上(2020年12月1日時点の満年齢)で、県内在住の方
愛知県では、本調査にご応募いただいた19,536人の中から、受検者を性別、年齢別、地域別に無作為・機械的に3,300人を抽出し、当日欠席等を除いて、2,960人が実際に受検
日程:2020年12月15日、17日、18日、19日、20日の5日間
会場:名古屋市、尾張地域、三河地域の公共施設
厚生労働省から委託を受けた、(公財)結核予防会愛知県支部(愛知県健康づくり振興事業団)が実施
協力いただいた方から10mL採血し、抗体の有無を測定
郵送にて通知