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木材利用に関する長期ビジョン「Wood City あいち 2050」を策定しました

ページID:0451117 掲載日:2023年3月24日更新 印刷ページ表示
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに8 働きがいも経済成長も9 産業と技術革新の基盤をつくろう11 住み続けられるまちづくりを12 つくる責任 つかう責任13 気候変動に具体的な対策を15 陸の豊かさも守ろう
 2019年に愛知県で開催された第70回全国植樹祭では「木材の利用を山村(やま)と都市(まち)をつなぐ架け橋とし、健全で活力のある森林(もり)づくりと都市(まち)づくりを進めていくこと」を開催理念として掲げました。
 また、その後もSDGsやカーボンニュートラル等が注目され、木材利用の機運がますます高まる中、本県は2022年4月に「愛知県木材利用促進条例」を施行し、従来の公共建築物だけでなく民間建築物も含めた建築物全体に対して、木材利用を促進することとしました。
 愛知県では、こうしたことを踏まえ、本県が目指す木材利用の姿を明らかにし、木材利用に係る長期ビジョンとして2050年までに重点的に取り組むべき施策の方向性をとりまとめた「Wood City あいち 2050」を策定しましたので、お知らせします。

1  概要

(1)木材利用の意義と現状

  SDGsやカーボンニュートラルが注目される中、建築物等への木材利用が果たす役割や木材が人に与える効能、本県における木材利用の現状等をまとめています。

(2)木材利用の展望と課題

 2050年に向けて目指す木材利用の姿を、木材に関わるそれぞれの関係者の立場から整理するとともに、その達成に向けて解決すべき課題をまとめています。

(3)課題解決のためのロードマップ

 解決すべき課題へ対応するため、短期・中期・長期の3つのフェーズで必要となる取組を以下のようにまとめています。
・短期(~2030年):木材利用の基盤を整えるため、木材利用のシンボルとなるような顕彰制度の整備や、消費者の志向に重点を置いた普及啓発活動、専門人材の育成等を進めます。
・中期(~2040年):短期の取組を継続しながら、木材利用に関わる川上~川下までの一体的な取組に対する認定・優遇制度等を検討します。
・長期(~2050年):ESG投資(※1)やインパクト投資(※2)を活用した林業・木材産業の成長産業化を促進するとともに、木材利用の普及を通して日本の木の文化を再興させること等を目指します。
(※1)ESG投資:環境や社会、企業統治に配慮している企業に対して優先的に行なう投資のこと。
(※2)インパクト投資:社会問題や環境問題等の解決を目的として投資を行い、社会的リターンと金銭的リターンの両方を同時に追求する投資のこと。

2 「Wood City あいち 2050」

「Wood City あいち 2050」の全編及び概要版はこちらからダウンロードできます。
※全編はデータ量の都合により2つに分けています。

3 問い合わせ先

愛知県農林基盤局 林務部 林務課
あいちの木活用推進室 計画・普及啓発グループ
担当:柘植、加藤
電話:052-954-6884
内線:5566、5567
メール:aichinokikatuyou@pref.aichi.lg.jp
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