地方分権Q&A
なぜ地方分権が必要なの?
○ | 日本の行政システムは、長い間、霞ヶ関を中心に国が政策を決めて、地方自治体がそれに従い仕事を行う「中央集権型」の体制でした。 |
○ | このような中央集権型の体制により、日本は明治以降の近代化や戦後の経済復興、高度経済成長を成しとげてきました。 |
○ | しかし、現在、私たちを取り巻く社会情勢は大きく変わっています。少子高齢化の進展、変動する国際社会、住民の価値観や行政ニーズの多様化などに対応して、個性豊かで活力のある地域社会を実現するためには、従来のように、全国画一的な基準で様々な課題に対応していくには限界があります。 |
○ | 地域の課題を解決するためには、国が東京で考えた政策ではなく、地方自治体が、地域の実情に応じて、きめ細かな対応を図ることが欠かせません。 |
○ | このため、自分たちの地域のことは、自分たちが主体的に決定する「地方分権」が必要となっているのです。 |