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第4章 薬物乱用防止教室・薬物乱用防止広報車の紹介
聞いて見て知ろう!!薬物の恐さ
薬物乱用防止教室の内容と利用方法
薬物乱用防止教室では、
- 警察官等による講話(講話内容についてはこちら)
- DVDの視聴
- 薬物乱用防止広報車の見学
等、様々な方法で実施しています。
対象者の人数や教室の実施時間等具体的な実施方法は、学校との事前打ち合わせにより決めています。
薬物乱用防止教室の予約先
まずは、学校等の所在地を管轄している警察署の少年係へご連絡ください。
薬物乱用防止教室は、学校等の所在地を管轄している警察署の少年係で行っています。
薬物乱用防止広報車を要請したい場合も警察署で受付しますので、その旨をお伝えください。
※日程の都合等により、薬物乱用防止広報車を派遣できない場合があります。あらかじめご了承ください。
最寄りの警察署(生活安全課少年係)
薬物乱用防止広報車について
愛知県警察本部では、薬物乱用防止広報車を運用しています。
平成11年4月、警察本部に薬物乱用防止広報車が配置され、県内各地の薬物乱用防止教室や各種イベントで運用しています。
薬物乱用防止広報車
Q 薬物乱用防止広報車はどのようなところに派遣されているの?
A 警察官とともに県内の小・中学校に派遣しています。
小・中学校における薬物乱用防止教室で、警察官等の講話と併せて広報車に展示された薬物標本や写真などを見ることができます。
Q どのようなことが分かるの?
A 薬物の種類や薬物乱用の恐ろしさなどが分かります。
薬物乱用防止広報車では、薬物の見本やパネルなどを見ることができます。
また、側面には大型モニターがあり、車内見学の待ち時間に薬物乱用防止に関する映像を見ることもできます。
Q 薬物乱用防止広報車の中はどのようになっているの?
A 薬物の模造見本、薬物に関するパネルや人体模型などが展示してあります。
薬物の模造見本・薬物に関するパネル
薬物の模造見本では、日本の法律で所持・使用等が禁止された薬物展示しています。
どのような種類や形をしているか一目で確認することができます。
薬物の模造見本
薬物に関するパネルは、実際の違法薬物や使用器具などを撮影したものなので、より現実的に感じてもらうことができます。
薬物に関するパネル
また、毎年多数の少年が補導されている喫煙や飲酒に伴う危険性を知ってもらうために、外国で売られているたばこのパッケージの写真やたばこを吸う人の肺の写真、「お酒の缶はどれかな」などのクイズもあります。
人体模型の「やっくん」
人体模型の「やっくん」は、
- シンナーを乱用したため脳が縮む
- 薬物の影響で顔色が青白い
- タバコを吸い過ぎて肺が汚れる
- お酒を飲み過ぎて肝臓が腫れる
というような、薬物等が人体に及ぼす影響がひと目で分かる模型です。
なお、「やっくん」の名前は、係員がつけたものです。
人体模型「やっくん」
その他のパネルや写真
薬物乱用は様々な事件・事故の引き金となります。
実際に薬物乱用者が引き起こした事件・事故が掲載された新聞記事などをパネルにしてありますので、薬物乱用が社会に及ぼす影響について確認してもらうことができます。
覚醒剤の依存症により注射を打ち過ぎた結果、腕がボロボロになった写真や、被害妄想からとんでもない格好で隠れていた中毒者の写真、再燃(フラッシュバック)により自ら傷つけた覚醒剤中毒者の写真などを目で見て薬物の恐ろしさを感じてください。
覚醒剤乱用者の写真
(警察庁発行「DRUG2009」より引用)