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急速な高齢化や環境問題など様々な地域課題の解決を図るため、県内の市町村においては、スマートシティ※1の実現がこれからのまちづくりの重要なテーマとなっています。
そこで、愛知県では、こうしたスマートシティの取組を広げていくため、県内市町村を対象に、ICT等の先端技術を持つ民間事業者等の方と連携することを条件※2として、スマートシティの取組のモデルとなる事業を公募し、刈谷市、日進市、幸田町(2023年5月23日発表済み。)、岡崎市、春日井市、蒲郡市、大府市(2023年8月7日発表済み。)の7市町を選定しました。
この度、蒲郡市において、下記のとおり、生命(いのち)の海科学館(蒲郡市)をフィールドとしてメタバースやweb3※3技術を活用した実証実験を開始しますのでお知らせします。
※1 スマートシティ
ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創造し続ける、持続可能な都市や地域のこと。
※2 公募の条件
提案市町村を代表者とし、民間事業者や研究機関等からなるコンソーシアムを組成する。コンソーシアムには代表者とは別の市町村も参加可能。
※3 web3
ブロックチェーンによる相互認証、データの唯一性・真正性、改ざんに対する堅牢性に支えられて、個人がデータを所有・管理し、中央集権不在で個人同士が自由につながり交流・取引する世界であり、自己主権・自律の精神に基づく分散型インターネットの概念。
社会教育施設を起点とした、学習者のためのDeSoc(ディーソック)※4構築
※4 DeSoc:Decentralized Society(分散型社会)
多様なコミュニティに属する人々が、デジタル技術を活用し、物事をボトムアップで決定していく社会
生命の海科学館をフィールドとしてNFT(エヌエフティー)※5など最新技術の活用により、科学館のコンテンツにデジタル上で触れる機会を増やし、興味関心を持つ人たちでコミュニティをつくる等、コミュニティ形成~「ファン・トゥ・ラーン(Fan to Learn※6)」~の実現を目指します。
※5 NFT:Non-Fungible Token(非代替性トークン)
ブロックチェーンを利用した、識別・証明を可能にするデジタルデータ。
※6 Fan to Learn
「楽しく学ぶこと(Fun to Learn)」と「親しみや愛着をもったサポーター(Fan)」の意味を掛け合わせた造語で、楽しく学ぶことを通じて、そこに所属する人、場所、コミュニティに親しみをもってもらうことを意味する。
実施期間 |
2023年12月1日(金曜日)から2024年3月22日(金曜日)まで |
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利用方法 |
別紙チラシ記載の二次元コードの読み取り。 |
内容 |
生命の海科学館が監修する仮想空間“メタバース”にて、インカクジラやカンブリア紀の化石等にいつでもどこでも触れることができます。科学館のコンテンツをPRするとともに、参加者のコミュニケーション機会を創出します。 <メタバース上でのイベントの実施> メタバース空間で、生命の海科学館学芸員により、古代生物等に関するワークショップを実施。化石の紹介やクイズ等を行います。 イベント実施時は、館内にモニターを設置し、ライブビューイングの形式でメタバースイベントの様子をご覧いただけます。 なお、後日、イベント状況をガマプロホームページで公開します。 【日時】 ※2日間とも内容は同一です。 2023年12月10日(日曜日)午後2時から午後3時まで 2023年12月17日(日曜日)午前10時30分から午前11時30分まで 【参加費】 無料(ただし、機材及び通信費については各自で負担) 【参加方法】 別紙チラシ記載の二次元コードの読み取りにより、参加できます。 ※定員は指定しておりませんが、メタバースイベントにおいては、50名以上が同時参加すると、接続が不安定となる場合がありますので、ご了承ください。 |
実施期間 |
2023年12月1日(金曜日)から2024年3月22日(金曜日)まで |
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利用方法 |
別紙チラシ記載の二次元コードの読み取り。 |
内容 |
生命の海科学館のファンが地域を超えて交流し、生命の海科学館とのつながりを深めることを目的に、SNSツールを用いたデジタルコミュニティ運営の実証実験を行います。NFTを付与し、イベントへの参加意欲を高めるとともに、今後の蒲郡市や科学館により関心や愛着を持ってもらう取組をコミュニティ内で一緒に考えていきます。 |
日時 |
2023年12月9日(土曜日)午後1時から午後4時まで |
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場所 |
生命の海科学館 実験工作室 (蒲郡市港町17番17号) |
参加方法 |
生命の海科学館ホームページにて予約受付中 |
内容 |
蒲郡市周辺の海のゴミ、段ボールの廃材等を使ったアート制作を行います。海洋ごみという環境問題や廃材問題を考えるきっかけづくりとともに、それらを用いてアート制作をすることにより、ごみ一点一点を見つめ直し、それらを自己表現のアート作品に昇華させます。作成した作品は、360度スキャンしデジタル化することでNFTとしてWeb上で展示します。 【参加費】 無料 【定員】 20名(保護者の同伴は1名まで) ※対象は主に小中学生を想定しておりますが、年齢制限はありません。 |
日時 |
2023年12月9日(土曜日)、10日(日曜日)、17日(日曜日)、21日(木曜日) 生命の海科学館開館時間中(午前9時から午後5時まで) |
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場所 |
生命の海科学館内 (蒲郡市港町17番17号) |
内容 |
生命の海科学館内でNFTを獲得できるスタンプラリーを開催します。また、3(1)のメタバースイベントや3(3)のアート制作イベントの参加証としても、それぞれNFTが配布されます。これらNFTを持っている人を対象に、デジタルコミュニティ内でインセンティブを与えたイベントを実施するなどの活用を予定しています。 【参加費】 無料(展示室内への入館料は別途必要) |
コンソーシアム名:蒲郡市学習者デジタルコミュニティ推進協議会
コンソーシアム構成員:蒲郡市、株式会社DAOWORKS(ダオワークス)(岐阜県岐阜市)、
SunnyDAO(サニーダオ)(岐阜県岐阜市)
愛知県 政策企画局 企画調整部 企画課 企画第三グループ
ダイヤルイン 052-954-6472
蒲郡市役所 企画部デジタル行政推進課 ダイヤルイン 0533-66-1209
蒲郡市教育委員会 生命の海科学館 ダイヤルイン 0533-66-1717
※生命の海科学館は火曜休館
スマートシティの取組のモデルとなるような事業を県が提案市町村に委託して実施し、成果報告会等の開催により、その成果を県全体に横展開する(2022年度より実施)。
市町村(代表者)と民間企業等とのコンソーシアム
公募により予算の範囲内で選定(外部有識者を含めた選定委員会を開催)
愛知県政策企画局企画調整部企画課
企画第三グループ
ダイヤルイン:052-954-6472
メール:kikaku@pref.aichi.lg.jp