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渥美外海観測結果

ページID:0385435 掲載日:2024年6月11日更新 印刷ページ表示

水温の変動

 6月3、4日に、調査船海幸丸により渥美外海の観測を実施しました。

 湾口部表層水温は平年差+0.1℃で平年並み、沖合域200m深は-1.2℃でやや低めとなっています。6月3日の人工衛星画像によると、黒潮は大王崎沖北緯31度付近から野島崎へ向かって北上するA型流路となっています。黒潮の流軸は渥美外海から離岸し、石廊崎沖から西向きに暖水が波及し、渥美外海まで及んでいます​。

渥美外海観測点

観測定点

                                                                              

水温平年差の変動

湾口部表層(A1)

 湾口部表層水温の平年差

沖合域水深200m(A4, A12, A19の平均)

沖合域200m水温の平年差

※水温平年差は過去10年平均値との差

渥美外海の海況

 海面および100m深の水温分布によると、南東方向からの黒潮系暖水の波及がみられます。また、塩分の10m深によると内湾系水は志摩半島沿いに流出して、外海水が湾口に向かって西向きに差し込んでいます。クロロフィルa濃度は、湾口の表層から沖合の水深50m付近に向かってピーク帯が伸びており、湧昇が生じていることが考えられます

海面水温

水深100mにおける水温の水平分布図

水深200mにおける水温の水平分布図

水深10mにおける塩分の水平分布図

水深100mにおける塩分分布図

鉛直水温

鉛直塩分

鉛直密度

鉛直クロロフィルa濃度

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