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急速な高齢化や環境問題など様々な地域課題の解決を図るため、県内の市町村においては、スマートシティ※1の実現がこれからのまちづくりの重要なテーマとなっています。
そこで、愛知県では、こうしたスマートシティの取組を広げていくため、県内市町村を対象に、ICT等の先端技術を持つ民間事業者等の方と連携することを条件※2として、スマートシティの取組のモデルとなる事業を公募し、刈谷市、日進市、幸田町(2023年5月23日発表済み。)、岡崎市、春日井市、蒲郡市、大府市(2023年8月7日発表済み。)の7市町を選定しました。
この度、岡崎市において、下記のとおり歴史観光資源のデジタル化とメタバース空間の活用により、リアル空間及び仮想空間の回遊を促進する2つの事業を実施しますのでお知らせします。
※1 スマートシティ
ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創造し続ける、持続可能な都市や地域のこと。
※2 公募の条件
提案市町村を代表者とし、民間事業者や研究機関等からなるコンソーシアムを組成する。コンソーシアムには代表者とは別の市町村も参加可能。
リアル空間&仮想空間の回遊促進事業
スマートフォンのカメラで専用の二次元コードを読み込み、まちなかの歴史観光資源にかざすことで、AR(拡張現実)コンテンツを提供するイベントを行い、まちなかでの回遊を促進する実証実験を実施します。岡崎市内の矢作橋碑、籠田(かごた)公園の籠(かご)田(た)総門(そうもん)角(かど)常夜灯(じょうやとう)、岡崎公園の徳川家康産湯の井戸など、まちなか5箇所のスポットで、浮世絵「歌川広重 東海道五拾三次 岡崎 矢矧之橋(やはぎのはし)」や、岡崎城築城の際に龍が現われ、城の井戸から水を噴出させて昇天したという「昇龍伝説」のデジタルアニメーションなど、各所に由来のARコンテンツが映し出されます。(別紙ちらしイメージ参照)
【ARコンテンツイメージ】
岡崎城の1645年頃の城郭をイメージしたジオラマなどを元に、3DCGで復元したメタバースコンテンツ「岡崎城1645 EVOLUTION(エボリューション)」に、岡崎市公式通販サイト「おかふる」のPRコンテンツを加えた新たなメタバースコンテンツを公開し、仮想空間での回遊を促進する実証実験を実施します。
【メタバースコンテンツイメージ】
2023年12月1日(金曜日)から2024年3月22日(金曜日)まで
コンテンツ紹介ページ(https://www.hitohata.jp/news/5x1BMeyQ)を御覧ください。
※2023年12月1日から公開、参加無料
コンテンツ紹介ページ(https://www.hitohata.jp/news/MHDec8Er)から、DOOR((株)NTTコノキューが提供する仮想空間プラットホーム)のメタバースコンテンツにお入りください。
※2023年12月1日から公開、参加無料
コンソーシアム名:岡崎スマートコミュニティ推進協議会
コンソーシアム構成員:岡崎市(デジタル推進課、企画課、「どうする家康」推進課)
株式会社一旗
西日本電信電話株式会社
愛知県 政策企画局 企画調整部 企画課 企画第三グループ
ダイヤルイン 052-954-6472
岡崎市役所 総合政策部デジタル推進課戦略係
ダイヤルイン 0564-23-6761
スマートシティの取組のモデルとなるような事業を県が提案市町村に委託して実施し、成果報告会等の開催により、その成果を県全体に横展開する(2022年度より実施)。
市町村(代表者)と民間企業等とのコンソーシアム
公募により予算の範囲内で選定(外部有識者を含めた選定委員会を開催)
愛知県政策企画局企画調整部企画課
企画第三グループ
ダイヤルイン:052-954-6472
メール:kikaku@pref.aichi.lg.jp