愛知県医療療育総合センター中央病院

成人内科

科の特徴

知的能力障害を伴う遺伝子・染色体異常症または発達障害がある成人を対象に、地域の医療機関で対応が困難な場合の内科一般の診療を行います。

主な診療内容

知的能力障害のある成人の方を対象として、一般の内科疾患に関わる相談を受けています。
遺伝子・染色体の異常の影響が長年かかって表面化し、診断に至ることもあります。
肥満や糖尿病、高尿酸血症、高血圧症などの生活習慣病を合併した患者様の受診が増加しています。
専門的な医療が可能な場合は、ご家族と相談しながら専門病院を紹介するという「橋渡し」的な役割を担う事もあります。
また、在宅・地域移行の流れの中で地域の医療機関・クリニックあるいは施設の嘱託医への診療移行にも取り組んでいます。

対象となる疾患

発達障害・先天異常などのある成人の方を対象に、下記の疾患を担当しています。

• 内科疾患一般
• 生活習慣病：糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、脂肪肝、肥満
• 消化器疾患：慢性の便秘・下痢、胃腸症など（ただし、健診後の精密検査は受け付けていません。）
• 腎疾患：慢性腎臓病、検尿異常など
• 血液・内分泌疾患：貧血、甲状腺機能異常症など
• 循環器疾患：不整脈・弁膜症・心筋症・心電図異常など（ご相談の内容によっては循環器科への受診を案内します。）
• 呼吸器疾患：びまん性肺疾患・慢性気管支炎・慢性の咳など
• 脳神経疾患：てんかん・脳性麻痺など（主に小児期より当院に継続して通院されている方）
• 染色体異常症、遺伝子異常症またはその可能性：定期検査が必要なもの（例；結節性硬化症など）、合併症の診断・管理が必要なもの。

スタッフ紹介

●非常勤医師

早川　恵理・小森　拓

予約について

外来受診のご案内

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