本文
職場内で働きながら子育てをしている保護者の方へ家庭教育に関する研修会(職場内家庭教育研修会)を開催しませんか。
職場内家庭教育研修会は、仕事を持っているために家庭教育に関する研修会、学級、教室等に参加できない保護者等に対して、仕事と子育ての両立や家庭における親の在り方などを学ぶものです。
希望する企業(職場)に対して、県教育委員会より講師を派遣します。
研修会を希望される場合は、「職場内家庭教育研修会講師派遣申込書」をお送りください。
講師陣は、大学の教授・准教授、学校教育経験者、社会教育関係者等、家庭教育に造詣の深い方々です。
詳細についてはあいちの学び推進課にお問合せください。
※職場内家庭教育研修会を開催するには、「あいちっこ家庭教育応援企業」への登録をお願いします。
研修会の様子 |
---|
社会福祉法人 愛知県厚生事業団 New
応用教育研究所 参与・研究主事の杉村秀充先生を講師に迎え、『勇気づけの子育て』の演題で職場内家庭教育研修会を開催しました。ここ数年は新型コロナウイルスの感染拡大で、生活全般において心身に負担のかかる状況でした。最近は様々な制限が緩和され、家庭生活においても家族や親子のつながりの再構築が課題になってきています。 講義では、インストラクション(緊張ほぐし)の活動から始まり、朗らかな雰囲気で研修会が始まりました。内容はまず「『勇気づけ』とは何か?」との問いから、「勇気づけの技術」、「失敗の肯定的な意味」、「勇気づけるための言葉」など、親子関係や家族との関わりを題材とした内容が続きました。特に、「リフレーミング(視点を変えること)」では、発想の転換の必要性を学びました。相手の言動に対して、見方や感じ方を変えることで、印象や受け入れる姿勢が全く変わってくることを具体例を中心に学びました。 限られた時間の研修でしたが、グループでの活動や具体例を中心にした先生のお話で、有意義な研修会になりました。 各参加者による事後アンケートにも、自らの子育てや親子関係に触れた内容のものも多く、参加者の心や気持ちに響いた研修会でした。
<参加された方々の感想から>
|
愛知県厚生農業協同組合連合会 安城更生病院
椙山女学園大学の伊藤博美先生を講師に迎え、『心をつなぐコミュニケーション』の演題で職場内家庭教育研修会を開催しました。医療従事者は、日々、人の命に向き合う緊張した勤務の中で、更にこの3年は新型コロナウイルスの感染拡大で、心身に負担のかかる状況であったと思います。最近は様々な制限が緩和され、医療現場においても人と人とのつながりの再構築が課題になってきています。 講義ではまず、『心をつなぐ』とはどういうことなのか?」との問いから始まりました。障害のある患者と、その家族との関わりを題材とした事例では、相手を受け入れる気持ちと、1対1だけでなく、自分を取り巻く様々な人たちとのコミュニケーションの大切さや、さらに、何事も多面的に考えることの必要性を感じさせられました。また、人とつながろうと考えることや、相手を受け入れる姿勢が大切であるとのお話がありました。 限られた時間の研修でしたが、要点を絞った先生のお話で、有意義な研修会になりました。 各参加者による事後アンケートにも、自らの家族や親子関係に触れた内容のものも多く、参加者の心や気持ちに響いた研修会でした。
<参加された方々の感想から>
|