第68回愛知県統計グラフコンクール入賞作品・入賞者 －第6部 （高校生以上の作品）－

予防できる”がん”知っていますか？
～子宮頸がんとはワクチンで予防可能な”唯一のがん”です～

子宮頸がんという題材を取り上げ、ワクチンで予防できることを伝える内容が良いと思います。この題材を通じて、女性が現状を知ることができるため、予防接種の良い啓発になる作品だと思います。目にも優しい色合いで、見ている人に安心感を感じさせるような作り方がされていると感じました。​​

子宮頸がんワクチンに関する誤解が多いと感じ、正しい情報を伝えたくてこの作品を作成しました。ワクチンのことだけでなく、子宮頸がんという病気について知ることで、より身近な問題としてとらえて欲しいと思っています。

ペーパーレスの取組について、ペーパーレスとそうでないデータそれぞれのメリットとデメリットをきちんと調べている点が評価できます。どちらが良いという結論ではなく、それぞれの利用の仕方や注意点をまとめている点が良いと思います。真っ暗な背景に鮮やかなグラフを使っていて、非常にインパクトのある構成です。

近年、給与明細や年金定期便など、重要な書類のペーパーレス化が進んでいます。電子化に対して苦手意識を持つ方も少なくないと思いますが、非常に便利な方法ですので、ぜひその利点を理解していただければと思います。

食品ロスを少なくすることで子ども達を救っていこうということをテーマにした素敵な作品です。いろいろな統計を取ってまとめてあり、円グラフや棒グラフを的確に使っていてとても見やすくまとめられています。

子ども食堂は食事の場だけでなく、心身のよりどころとなる場所だと、私は以前ボランティアに参加した際に実感した。食品のもったいないを減らし、フードバンクや子ども食堂の場をさらに促進させた未来を目指したい。

提供する人とされる人、両方の立場からのデータがまとめてあり、これからドナーを増やしていきたいという思いが良く伝わってくる作品です。柔らかいイラストと色使いでスムーズに読める内容になっており、ヘアドネーションの重要性を伝えるのに適した作品だと感じました。

私は3年間伸ばした髪をヘアドネーションしました。私の身近にはドナーもレシピエントもおらず、ここ最近では目にすることも減少したため、ドナーとレシピエントについて調査してみました。

家庭の問題だけでなく、事業系の食品ロスにも注目して調べてあり、自分で関心を持って調べたことをうまくまとめあげている作品です。情報を正しくグラフで示しており、全体のレイアウトがまとまっていて非常に素晴らしいと思いました。

作品制作と受賞を通じて、事業者がどのように食品ロスに取り組んでいるのかを知り、多くの人々に関心を持ってもらえるきっかけを作れたことに感謝し、今後もこの問題に対して積極的に取り組んでいきたいと考えています。