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▲鍋田神明社(なべたしんめいしゃ)
- 所在地
弥富市鍋田町 - 交通
弥富市コミュニティバス「鍋田」より南東 約1.3km - 地震津波関係
高潮・波浪関係
鍋田神明社は伊勢湾台風の10周年記念事業の一つとして、昭和44年(1969)に造営されました。当地には現在、「伊勢湾台風殉難之碑」(画像(左)右側の石碑)と「伊勢湾台風殉難者慰霊観音」(画像(左)左側の観音堂)があります。
「殉難之碑」碑文には「伊勢湾台風の犠牲となり給わりし人々のご冥福を祈り、鍋田干拓地の安全と繁栄、この地に居住されるすべての人々の真の幸福を祈る」旨が記載されており、亡くなった人の氏名が刻まれています。また「慰霊観音」には、観音像安置の経緯が記されています。観音像には犠牲者の慰霊と共に生存入植者の激励の意味も込められていること、犠牲者ゆかりの地の土を陶土に混ぜ、常滑市の陶芸作家に観音像製作を依頼したこと、観音像自体は昭和38年(1963)に贈られたが、十三回忌にあたりこの地に観音堂が建立されたこと、などが記されています。
地震・津波関係
- 宝永4年(1707)宝永地震
- 嘉永7年(1854)安政東海・南海地震
- 明治24年(1891)濃尾地震
- 昭和19年(1944)昭和東南海地震
- 昭和20年(1945)三河地震
- その他(年代不明を含む)
高潮・波浪関係