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体験型防犯教室「BO-KENあいち」
BO-KENあいちとは
平成27年11月、愛知県警察では子どもを守るための安全対策として、日本初となる施設体験型の防犯教室「BO-KENあいちIN名古屋テレビ塔」を開催しました。
BO-KENあいちは、この防犯教室を基に、特別な施設でなくても実施できる内容に改良した、防犯の「(ぼう)」、体験の「験(けん)」を組み合せ「BO-KEN(ぼうけん)あいち」を名称とした体験型防犯教室です。
現在は、BO-KENあいち(体験型防犯教室)を広め、一人でも多くの子どもを守るために、たくさんのボランティアスタッフが子どもへの防犯指導にあたってくれています。
BO-KENあいちでは、話を聞いて理解することに加え、実際に不審者から走って逃げたり、大声を出す体験をしておくことで、いざというときに体が動くようになる危機回避能力、自己防衛能力の向上をねらっています。
例えば、子どもたちには不審者から20メートル以上の距離を走って逃げるよう指導していますが、実際の不審者からの聞き取り調査では、子どもに逃げられた場合に子どもとの距離が20メートル以内であきらめると約75%が回答しており、実際に発生した事案でプログラムの有効性を確認できています。
不審者からの聞き取り調査結果
BO-KENあいちの学習内容について
主な学習項目は、6項目です。
1 あやしい人の見分け方
見た目だけで不審者を見分けるのは難しいため、動き(じっと見つめる、つきまとう、しつこく話しかける等)を見て、注意すべき人の見分け方を教えます。
2 きっぱり断る
不審者からの甘言などの声掛けに対し、あいまいな態度をとらず、きっぱりと断ることを教えます。
3 大声を出す
大声は、危険が迫っている時に身を守るための武器であり、目安として防犯ブザーに負けない大きな声を出す練習をします.
4 防犯ブザーの使い方
ランドセルにつける防犯ブザーの位置の確認や鳴らす練習をするとともに、いざという時に鳴らないことがないように定期点検することを教えます。
5 走って逃げる
「変だな」「怖いな」と感じたら力一杯走って逃げることや、「こども110番の家」や近くのお店等、安全が確保できる所に逃げ込むことを教えます。
6 あきらめずに抵抗する
捕まってしまった場合や捕まりそうになった場合、大人の力は強いが、身を守るためにあきらめずに抵抗することを教えます。
BO-KENあいち みんなも覚えてみよう!(PDF:1,122KB)
走って逃げよう!助けを呼ぼう!~学ぼう!BO-KENあいち~
体験型防犯教室(BO-KENあいち)の学習項目を学ぶことができる動画を制作しました。
本編とシミュレーション編の二部構成で、シミュレーション編では実際に身体を動かしながら体験学習をすることができます。ぜひ、子供の安全教育にご活用ください。
詳細はこちら→動画の説明と活用方法(PDF:1.3MB)(別ウィンドウで開きます)
本編(10分30秒)
体験型防犯教室(BO-KENあいち)の学習項目を、成功例と失敗例を交えて学ぶことができます。
こちらから視聴→走って逃げよう!助けを呼ぼう!~本編フルバージョン~)(外部サイトへリンク)
シミュレーション編(4分30秒)
あやしい人から声をかけられたり、身体をつかまれたりする状況を、子供目線の映像で疑似体験することがきます。実際に逃げたり、大声で助けを呼んだりして、身体を動かしながら体験学習できます。
こちらから視聴→走って逃げよう!助けを呼ぼう!~シミュレーション編フルバージョン~(外部サイトへリンク
連れ去り防止の合い言葉「つみきおに」
さく:えほんぽりす
「ついていかない」
「かわいい猫を見に行こう」「ゲームソフトをあげるよ」「駅がわからないので教えて」などと知らない人に声を掛けられてもついていかないようにしましょう。
さく:えほんぽりす
「みんなといつもいっしょ」
外で遊ぶ時は一人にならないように、友達を誘って遊びましょう。帰る時もみんなと一緒に帰りましょう。
さく:えほんぽりす
「きちんとしらせる」
出掛ける時は、家の人にどこに行くかを必ず伝えましょう。出掛けた場所で、「知らない人に道を聞かれた」「学校帰りにあとをつけられた」「ちょっとおいでと言われた」など何かあった時はきちんと家の人や先生に知らせましょう。
さく:えほんぽりす
「おおごえでたすけをよぶ」
知らない人に連れていかれそうになったら、周りの人にわかるように大声で「たすけて」と叫びましょう。
さく:えほんぽりす
「にげる」
知らない人に声を掛けられたり追いかけられるなど「怖い」と思うことがあったらすぐに走って逃げましょう。「こども110番の家」や開いているお店などに駆け込んで助けを求めましょう。
「つみきおに」のミニ絵本を作ってみましょう!
「こうさくえほん」