メタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病は、今や健康長寿の最大の阻害要因となっています。
その多くは、不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、これが原因となって引き起こされるものですが、これは個人が日常生活の中での適度な運動、
バランスの取れた食生活、禁煙を実践することによって予防することができます。
肥満だけではなく、過度な「やせ」も多くの健康問題のリスクを高め、さらに若い女性や妊婦の低栄養問題は「次世代の子ども」の生活習慣病のリスクを高めると危惧されています。
自分の適正体重を知り、食事量や運動によりコントロールしましょう。
生活習慣病のうち、肥満症や高血圧、脂質異常症、糖尿病などは、それぞれが独立した別の病気ではなく、内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であることが分かってきました。
このように、内臓脂肪型肥満によって、様々な病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)』といいます。
メタボリックシンドロームの診断基準
あなたはメタボリックシンドロームではありませんか?
右図の1に加え、2~4のうち2項目以上該当すると、メタボリックシンドロームと診断されます。
あなたは自分の標準体重を知っていますか?BMI(ボディ・マス・インデックス)という指数を使えば、あなたの体型を客観的に見ることができます。
このBMIによると、成年男性には肥満が多く、若い女性にはやせの方が多いようです。
肥満だけでなく、やせ過ぎも様々な病気の原因となります。自分の適正体重を知り、食事量や運動によりコントロールしましょう。
あいちの目指す食育
●適正体重の小学生の割合
88.8%〔2019〕 → 91%以上〔2025〕
●自分の適正体重を認識し、体重コントロールを実践している成人の割合
32.8%〔2020〕 → 35%以上〔2025〕
特定健康診査・特定保健指導や生活習慣病について説明しています。
健康に関するイベント情報やコラムなどを掲載しています。
健康づくりに役立つ情報や、自分で出来る健康チェック、「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づく特定保健指導を行うための情報などを提供しています。
愛知県栄養士会の栄養士さんたちが作ったレシピやキッチンエクササイズなどを楽しく紹介しています。
メニューなどに栄養成分を表示したり、食育に関する冊子を設置したりするなど健康づくりに役立つ情報を提供している「食育推進協力店」の情報を調べられます。
健康づくりのための運動施設や健康に関する情報の提供等を行う総合施設のホームページ。