○はじめに
　愛知県には、「愛知県食育推進ボランティア（以下「食育推進ボランティア」という）」の登録制度があり、2020年12月末で974名が登録しています。
　食育推進ボランティアは、乳幼児から高齢者まで幅広い方々を対象に、地域で食育推進活動を行っています。
　県では、毎年度、各農林水産事務所で食育推進ボランティアの方を対象に知識の向上や仲間との交流を深めるための研修交流会を行っています。今回は２地域の研修交流会を御紹介します。

○知多地域研修交流会
　食品表示の研修と参加者の交流会を行いました。交流会では、愛知県酪農農業協同組合による「牛好きnet愛知」のＰＲとして、ギターの生演奏と歌の紹介もあり、コロナ禍で制限のある中、参加者が一体となり、充実した時間となりました。

○西三河地域研修交流会
　第４回食育活動表彰（農林水産省主催）で農林水産大臣賞を受賞した「岡崎市食育推進会議」と（公財）岡崎市学校給食会の取組について、講演を行いました。岡崎市では、多様な取組主体による様々な取組が行われており、参加者は熱心に聞き入っていました。

食育推進ボランティアは、毎年６月に募集します。
興味のある方は、食育消費流通課（E-mail:shokuiku@pref.aichi.lg.jp）までお問い合わせください。

　愛知県では、朝食をとることやバランスよく食べることの大切さを子どもたちにわかりやすく伝えるため、『食事バランスガイド』に対応させたキャラクター「食まるファイブ」を活用した食育劇の上演を支援しています。

　今回は、11月に北名古屋市立鴨田小学校で行われた上演の様子を紹介します。
　今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、食育劇の実演を給食委員の子どもたちと先生が行い、事前に撮影した動画を、各教室のテレビでビデオ上映する形式で視聴しました。
　食育劇のテーマは、「食生活を見直そう」で、食まるファイブのキャラクターを使い栄養について説明をしたり、バランス良く食べることの大切さを伝えました。
　劇のあとには、「毎日元気に過ごすためには何が大切でしょう？」といった、朝食や給食に関するクイズを出題し、子どもたちは興味を持って楽しく答えていました。
　鴨田小学校が毎年行っている取組である「もりもり給食週間」の初日に上演したこともあり、給食では、いつも以上にバランス良く食べることに気をつけて、残さず食べようとする様子が見られました。

　食育劇の上演を希望される学校がありましたら、食育消費流通課までお申込ください。

　◇「食まるファイブ」についてはこちらのページを御覧ください。
　◇上演支援の内容、申込についてはこちらのページを御覧ください。