愛知県内では、「あいち食育いきいきプラン2025」に基づき、様々な関係者が連携して、各地域で食育の取組が展開されています。
県は毎年、これらの取組事例をまとめた「あいち食育いきいきレポート」を作成しており、今年度は、報告のあった251の取組のうち、59事例を掲載しました。
今回はその中から、小牧市が行った「『ユニバーサル給食』の実施」という取組をご紹介します。
この取組は、小牧市の公立小中学校の児童生徒が、特定原材料等28品目を除去したアレルゲンーフリーな「ユニバーサル給食」を、みんなで一緒に食べる取組です。
食物アレルギーなどで普段は給食を食べられない子どもたちのために、また、食物アレルギーに対する理解を深めることを目的に、2022年度に初めて実施されました。
実施後の子どもたちへのアンケートでは、「いつもの給食と味がそんなに変わっていなかったので、普段給食を食べることができない人からしたら、とてもよい給食なのではないかなと思った」「生まれて初めて給食を食べられて、すごくうれしかった」等の意見が寄せられ、好評だったことがうかがえました。
「あいち食育いきいきレポート2023」では、昨年度愛知県で開催した「第17回食育推進全国大会inあいち」の結果紹介など、特集記事も掲載していますので、是非ご覧ください。
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