(コラム掲載日 2025年3月12日)
ひな祭り(3月3日)が近づいてきましたね。ひな祭りには、ひな人形を飾って、ひし餅や白酒をお供えしたり、ちらし寿司やはまぐりの吸い物を食べるなどの風習がありますが、愛知県ではこれらに加えて「おしもん(おこしもん)」というお菓子を作る風習があります。
「おしもん」は、米粉を熱湯で練り、花の形や鯛の形などの木型に入れて形を作り、蒸しあげたお菓子で、おひなさまにお供えした後、砂糖醤油などをつけて食べます。
「おしもん」は型押しするので「おしもん」と呼ばれていますが、型から起こすことから「おこしもん」、「おこしもの」などとも呼ばれます。
「おしもん」作りは、図画工作のように、米粉を練って、形を作り、色付けするため、お子さまも楽しみながらできます。ぜひ、この機会に「おしもん」作りに家族や友人と一緒に挑戦してみてはいかがでしょうか。
YouTube「あいち食育いきいきチャンネル」では、「おしもん」の調理動画を投稿していますので、ぜひ、ご覧ください。
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